[痔核手術]入院4日目 -歴戦の猛者-

朝、お尻の痛みはだいぶ我慢できるレベルになった。
お尻のガーゼは起きているときは定期的に交換しているが、意外と出血は少ない

朝になると診察があり、痔主たちが一斉に診察室へ向かうのだが、みんなズボンのお尻のところが真っ赤に染み付いていた

思わず自分も確認してみたが、出血がガーゼを貫通することはなかった

ああいうベテラン痔主を見ると、自分はまだ軽い方だったのかななんて思えてくる。

お尻が真っ赤なおじさん達の背中(というかお尻)は、歴戦の戦士に見えた。
そんなおじさんたちが容赦無く座るソファーには二度と触れないようにしようと決意した。

今日から食事がお粥ではなく普通のご飯になった。
正直、「普通のご飯を食べたら便が硬くなるのでは?」と恐怖があった。
とりあえず滅茶苦茶しっかり、お米の甘みも味わうくらいによく噛んで食べた。

お昼ご飯はまさかのハンバーグだった。
もうこんな肉々しい物を食べて良いのだろうかと思いつつも食事に入る。
食事用テーブルの前に置いてある椅子には一切クッションがないので、ここに座るのが非常に辛い。
ちょっと食事との距離が遠い位置に座ってしまったため、かなり食べ辛い状態になっていたが座り直すときの痛みが気になったのでそのまま食べ続けていたら、メインのハンバーグを溢してしまった。

よりにもよって真っ赤なトマトソースを溢したので、出血を服につけてしまった人のようになってしまった。
少し見た目的に恥ずかしい。

夕方に本日最初の便が出た。
酸化マグネシウムの摂取を1回抜いたからか、やや硬めの便だった。
滅茶苦茶痛かった。

死ぬかと思ったが、女性の多くが経験するであろう出産の痛みと比べたらマシなはずだと自分に言い聞かせた。
帰ったら妻には普段の240%くらい優しくしてあげようと思った。

今日も熱は37.5度前後だった。
なかなか下がらないので少し心配になる。

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